冬から春が旬の多くの貝類の中で、価格がトップクラスなのがこの「本みる貝」(通称=本みる)でございます。太い水管の周りに「みる」と言う海藻が付着しており、水管を殻の中に出し入れする姿が「みる」を食べているようなので、本名は「みる喰い」と申します。 貝殻だけを見ますと「北寄貝」にそっくりですが、実際「みる貝」と「北寄貝」は同じ「バカガイ科」に属しており、「青柳」の仲間でございます。 「本みる」に対しまして、貝殻の色が白く、水管がさらに長いのが下の写真の「白みる貝」(通称=白みる)でございます。見た目だけでなく、味と香りも確かに「本みる」に近いものがございますが、「本みる」の方がすべての面で上であることは間違いございません。(価格なんぞは約三〜四倍でございます。) 本日銀座すし栄本店で仕入れましたのは、愛知で漁獲されました「本みる」でございまして、サクサクしながらも柔らかめの食感、口中に広がるほのかな甘味と磯の香りは堪りません。 尚、銀座すし栄の各支店ではご飲食の価格設定を抑えておりますので、「白みる」を使用しておりますことをご了承ください。 と共に、支店の「白みる」と本店の「本みる」の味比べなんぞはいかがでございましょうか? |
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